不幸なことに、別に「上の世代の人間」というのは、少なくとも意識的には、部下のマニュアル遵守化をそれほど喜んでいるわけじゃあない。(そんな単純な「憎むべき悪者」がいたらどんなに簡単なことか・・・)

むしろ、多くの場合「負わせている団塊世代の側」は「そうは言うけど人間的に対処しろよ」と考えていることが多い。有能な経営者ならばなおさら。

だが、彼らは、それを「明示的に口にする」ということはない。彼らのOSは、旧型の「道徳時代」に組み立てられたものだからだ、その時代には、「本音と建前」システムを前提として、脳のOSが調整されてきていて、そういうゆるい対処行動が自然なAPIだと信じている。

だが、「サバイバルゲーム」の観点で生きている氷河期世代から見ると、その行動パターンは「言質を与えない責任回避技術」として認識される。
そして「上」が言質を与えない以上は、自分も忠実にルールを守って責任を回避する。

その愚直さがどうも現在の30台の板ばさみ状態を生むようだ。
このあたりの「鬱屈したマジメ世代」が管理職につくようになったころから、部下のメンタルヘルスのバランスが崩れ気味な例もちらほら見える・・・のは内緒だ。これは結構マジでヤバイ。